Home » 日本教育方法学会第58回大会(山口大学・ハイフレックス開催)でワークショップを開催しました

日本教育方法学会第58回大会(山口大学・ハイフレックス開催)でワークショップを開催しました

日本教育方法学会第58回大会で「教師視点映像記録を活用した授業研究方法3」のワークショップを開催しました。

詳細は、以下の通りです。

ワークショップ①
教師視点映像記録を活用した授業研究方法3
( 3 番教室)
企画者
  平 山   勉(名城大学)
提案者等
  後 藤 明 史(名古屋大学)
  谷 口 正 明(名城大学)
協力者
  中 山 真 樹(高槻市立桃園小学校)
  平 山 幸 代(大府市立大府西中学校)
〈設定趣旨〉
 「映像記録の特性を生かした授業研究の方法」は,本学会でも多くの積み上げがある。
 本ワークショップでは,第55回,第57回大会に引き続き,教師視点の映像記録を活用した授業研
究方法について,「同一の学習指導案で初任者教師と熟練教師が実施した教師視点映像記録の比較
試聴(演習)」を中心に,これまでの分析とそれらを教職授業の提示教材として適用した事例を紹
介する。
 アイトラッキングの活用に関しては,海外では最近,アイトラッキングカメラを使った教師の視
点の研究が始まりつつある。例えば,Wolff(2016)らによると,教室内での生徒の問題行動を記
録したビデオを熟練教師と初任者教師に見せて,彼らの注視点の分布がどの程度違うのかを分析し
ている。そして,熟練教師の注視点の方が,初任者の注視点よりもばらつきが少ないことを見出し
ている。
 企画者らは,授業実施者である教師の一人称視点の映像と注視点を記録し,これ自体を分析の対
象としている。これらの試みを紹介し参加者とともにその可能性を議論したい。
 当日,以下の流れを予定している。
 1)参加者のアイスブレーキング
 2)アイトラッキングカメラ,教師視点映像記録の説明
 3)同一の学習指導案で初任者教員と熟練教員が実施した教師視点映像記録の比較試聴
 4)3)の分析事例,教職授業への適用事例紹介
 5)情報交換

[ このページの先頭へ戻る ]